里山へのいざない


深草キャンパスで開講されている「里山へのいざない」(?)を受講している学生さんが、里山の恵みを味わいに来ました。森を散策してタカノツメ・コシアブラ等の山菜を摘み、椎茸を
とってお昼に食べました。いつものごとく、江波先生・宮浦先生が腕がふるって、山菜料理の実地教育が行われました。これで、彼らの80%くらいは里山マニアになることでしょう。

堆肥場近くでは、マルバアオダモが満開です。アオダモの材はよいバットになるそうです。龍大の野球部はなかなか強いらしいですが、野球部との友好関係を結ぶためにも森のアオダモでバットを作ってプレゼントするっていうのはどうでしょうか。

ムヨウランの開花状況:地上部はまだ確認できず。

南大萱展撤収・伐採予備実習

午前中は、南大萱展の撤収でした。国際文化学部・共存の森の学生さんが来て手伝ってくれました。どうもありがとう。南大萱資料室の方々は相変わらずパワフルで、軽トラを連ねて竜骨水車やパネルを積んで帰って行かれました。本当にどうもありがとうございました。

午後は、伐採実験に関わる宮浦研・横田研の学生さんが、予備的に伐採作業をそれにともなうサンプリングの手順を一通りやる実習がありました。初めての作業だったので、なかなかシステマティックにいかないようでしたが、彼らは学部の一回生のころから野外実習等で鍛えられているので、チームワークで膨大な作業をこなしてしまう事でしょう。

午前中は、南大萱展の撤収でした。国際文化学部・共存の森の学生さんが来て手伝ってくれました。どうもありがとう。南大萱資料室の方々は相変わらずパワフルで、軽トラを連ねて竜骨水車やパネルを積んで帰って行かれました。本当にどうもありがとうございました。

午後は、伐採実験に関わる宮浦研・横田研の学生さんが、予備的に伐採作業をそれにともなうサンプリングの手順を一通りやる実習がありました。初めての作業だったので、なかなかシステマティックにいかないようでしたが、彼らは学部の一回生のころから野外実習等で鍛えられているので、チームワークで膨大な作業をこなしてしまう事でしょう。

ムヨウランの開花状況:地上部はまだ確認できず。

大・南大萱展終了

 4/19から瀬田キャンパスREC1Fで開かれていた大・南大萱展は無事終了しました。合計で1,030人もの方が来場してくださいました。来場者の人数からもわかるように大盛況でした。南大萱に古くから住んでいる方・外部から移入された方・龍谷大の学生が主な来場者でした。

 南大萱の古くからの住民の方々は、ご高齢の方が多く、中には車いすでいらした方もあり、会場で昔を懐かしみ、中には南大萱の昔に関する知識を教えてくださった方もいらっしゃいました。新住人の方の多くは、回覧板や掲示板に貼られたチラシをみて来てくださった方が多かったようで、自分の住んでいる場所の歴史を知って地域に対する愛着が増した、というような感想を寄せてくださった方もありました。

 特に、住民だけでなく、南大萱地域に工場を構えたり、大萱の土地開発をされている企業の方が来場してくれたことは、都市に近く国道1号が真ん中を貫く南大萱の将来像を考える上で重要な事だと思います。南大萱は、古代の遺跡があり、古くからの田畑や溜池があり、前に琵琶湖背に里山を構えるユニークな場所ではあるけれども、将来のさらなる開発から逃れ得る場所ではないことは明白だからです。大萱地域の侵入的開発と、伝統的な景観の保全の調和を測る上でも、侵入者である龍谷大学と地元に根ざす南大萱資料室が共同して開いた展覧会に、侵入者である龍谷大の学生・新規住民・その他の企業の方と、地元の住民が集い、大萱地域の固有性を学んだことは大萱の前向きな将来の為にきっとなる、と、受付をしながら確信しました。

 最後に、龍谷大の学生さんは、国際文化学部の学生が主でした。ほとんどが、授業・ゼミの一環として半ば強制的につれてこられたようでしたが、強制的にしろ大萱に学ぶ若い学生が地元の方の集めた資料に学び、直接会話したということは、彼らが作り出す将来の社会像を彼ら自身が考える上で必ず役に立つでしょう。展覧会を見た学生さんのレポートの中には、展示を見て、小さな大萱地域が世界につながっていたことを実感した、という意見がいくつか見られました。彼らがあと何年瀬田キャンパスに通うかはわかりませんが、小さな大萱地域の出来事は現在も世界情勢とも多分つながっていて、小さな地域と世界の関係の将来を決めるのは彼ら自身である事を、大萱にあるキャンパスで学んでほしいと感じました。

木曜日から大・南大萱展

今週の木曜日から、里山ORCと国際文化学部が共催する大・南大萱展が始まります。期間は一週間です。場所は龍谷大学瀬田キャンパスRECです。南大萱に住む有志の方々で結成した「南大萱資料室」が長年かけて収集した貴重な資料を展示します。御神輿や鳥居(ちょっと変わった鳥居です。一見の価値あり)も運び込まれるようです。世界を知るにはまず地元から、ということで、皆さん来てください。ちなみに、南大萱とは、現在の大萱の南の部分、という訳ではありません。龍谷大学瀬田キャンパスから琵琶湖までの、現在の瀬田・三大寺・玉野浦・大江・大萱・萱野浦・大将軍・一里山・月輪・栗林町・瀬田橋本町・瀬田神領町・瀬田大江町・瀬田南大萱町・瀬田月輪町などを含むエリアです。南というのは、草津にもある大萱に対して南、というわけです。

里山保全の会例会

大津環境フォーラムの例会でした。春だからか、コアメンバーに加えて新しい方が増えたようです。今日の内容は、環境フォーラムの方々に、本年度の森での活動を紹介し、協力してもらう作業について話し合うことでした。みなさん早速簡易落ち葉入れを作ってくれました。また、ツツジエリアでの間伐実験に備えての実験区の選定・ 皆伐実験で出る材の集積場の選定も終わりました。お昼には、リョウブご飯・野摘みのセリとタケノコのお味噌汁・タンポポサラダ・ドクダミ味噌などをいただきました。いつも作ってきてくださる先生方に感謝です。私も里山産物でなにか一品作れるようになりたいものです。

非伐採対象区毎木調査

今日参加してくれたのは、環ソの中山君・西澤君・立山君・山田君です。相変わらずの毎木調査です。伐採区に隣接する場所なのに、なぜかイヌツゲやクロバイが少ないのです。不思議なことがあるもんです。

ムヨウランの開花状況:地上部はまだ確認できず。

非伐採対象区プロット作り

龍大の中山君・西澤君、県大の大塚君・横川君と、非伐採対象区のプロット作りをしました。南のヒノキ林と北の伐採区の南に、30×30m、中を2m間隔で区切ったプロットを作ったのですが、なるべく伐採区からは離して、でもヒノキ林は入らず、かつ前から設置してあるデータロガーは入るように、という厳しい条件をクリアするのはなかなか難しかったです。でも、学生さん達がパワフルに動いてくれたおかげで、10時から始めて15時には無事終わりました。これで、毎木調査が終わったらようやく本調査に入れます。伐採の許可も下りたので、仕事は山積みです。春は忙しいけど、気力も体力もいっぱいです。